僕に借金をされた街と僕が借金をした街④ 仕事と言い訳して夜の街に繰り出せる職業の話
前回パート③はこちら
6.懐が深い街におりたった僕:お酒遍歴
1.大学生:普通にサークル、友達界隈とチェーン店飲み
2.社会人1年目(24):社会人1年目病にかかる、赴任地が金沢になり日本酒を覚える
3.社会人3年目(27):接待先の先生からウィスキーとジャズバーを教わる
4.社会人7年目(31):転職、職場の人がほぼお酒を飲まない為1人のみにはまる
5.社会人8年目(32):一番おいしいお酒はビールだと思い始める
6.社会人10年目(34):ガールズバーにちらほら行き始める
7.現在:最大借金600万まで膨れ上がる
4まで終わってますので今回は5からです
6-5.社会人8年目(32):一番おいしいお酒はビールだと思い始める
見出しの通りですね。それまでもビールは好きだったのですが、このあたりから本格的にビールにはまりだしました
それまではいわゆる日本のラガービール、キリン、アサヒ、サントリー、サッポロのビールを違いも分からずばかすか飲んでました。いや今でも違いなんか分からないんですが。あ、エビスビールだけはやっぱり違うなあという感じで飲んでましたよ。なぜかというと大正義グルメ漫画美味しんぼで本当のビールは麦とホップだけで作られたエビスビールだけだ、みたいな回がありまして。僕は美味しんぼのいうことは全肯定男なのでエビスビールは神、ドライビールはクソということで大学生の頃にインプットされましたね。ちなみに美味しんぼのエビスビールの回のドライビールへの批判はひどい
ドライビールはスプーンの味w
美味しんぼの原作者は麦とホップからつくられたものしかビールと認めないビール純粋令主義者なんですねえ
極端だよなあ。ベルギービールとか美味しいのいっぱいあるのにほとんど認めてないってことなんですかね。あ、僕は美味しんぼ全肯定男なので失言でした。雁屋哲は神
★ビールにはまったきっかけ
治安の悪い街に越してきた当初、1人で行けそうなお店を探索してぶらぶらしていた際にはいったビールBARがきっかけです
ここのビールBARは雰囲気の良い、タップは4つくらいのこじんまりとしたお店。ちなみにタップとはなんぞや?というかたへ。ビール業界でのタップとは、樽につながった注ぎ口のことで、4タップなら4種類の樽生ビールが用意されてるよってことです。これでもうビール通を名乗っていいと思います
このお店の店主が、東京両国にある超絶有名な「ポパイ」で働いて独立された方でした
恥ずかしながら当時はビール好き!とかいいながらポパイの存在知らなかったんですけど。まあお店の店長の昔働いていたお店にいっちょ行ってやるわいって感じでお店にいって度肝をぬかれ、ビールを勉強するようになりはまっていったという訳です
★ビールって案外高い
というわけで珍しいビールを探し飲む、ということでビールバーによく行くようになったんですが。ビールってそんなに安くないのよね。普通に珍しめのクラフトビールだと1,000円普通に超えてきて、味も分からないもんだからばかすか飲んで、結構なお会計になる。そしていい感じに酔っぱらうので次のお店に!となってお金をさらに使う
私の借金ロードへの入り口は確実にビールが関係している、というわけですね
6-6.社会人10年目(34):ガールズバーにちらほら行き始める
というわけで実に3パート使って誰も聞いていないお酒遍歴を書き連ねたわけですが、ここでようやく借金ブログらしい話題までたどり着きました
これくらいの年齢からガールズバーにちらほら行き始めるわけですよ
もちろんそれまでにガールズバーやキャバクラみたいなお店が初体験、というわけではございまんでしたよ。ただ、1人でいくようなことはなかったですね。よく行く友人に連れて行ってもらう、会社の飲み会の後にそういうの好きなメンツで3次会あたりで行く、みたいな感じで行っていました
そもそもその頃の僕はガールズバー行くくらいなら風俗いくよ、という考えの持ち主でしたからね。今でもこの考えは間違っていないと思います。なぜガルバに行くの?という質問に対して、女の子と話したいだけだから!ワンチャンなんか狙っていないから!見たいなこという人、あなたの周りもいませんか?その人ね、嘘ついてますよ。ほならね、ガールズバーの女の子が朝おきたらベッドの隣に裸で寝てたら手をださんのかい、ちゅう話ですよ。手出すでしょ?どんなにお店ではいい客を演じていても、それは好感度あげる為の演技でしょ?どんなに店外は興味ないよーみたいな顔してても、それもよく思われてワンチャン狙いでしょ?わかるよ。だって僕がそうだからね!
すこし興奮してしまいました
とは言え20代の若い頃とはちがって30代も後半にさしかかってくると性欲自体も下り坂年齢になってきますからね。風俗のように直接的に性欲を満たさなくても楽しめる、というのはあるかなと思います。
それでなんでガールズバーにはまりだしたの?という話ですが、それは、当時私が「店舗開発」系の仕事をやり始めたからですね。
店舗開発とはなんぞや?
要するに店舗を新規出店する為にエリア選定や物件交渉などあれやこれや色々やる職種ですね
★店舗開発の仕事にかこつけてガールズバー通いの日々
この店舗開発業界なんですが、新しい面もありますが不動産業界と密接に絡み合っていますので、古い体育会系的な考えの人も多い業界なんです
店舗開発業界の古い人がよくいうセリフを箇条書きします
①街を実際に歩いてみないと分からない
→まあこれはその通りなんですが。googleMAPでみて何が分かるんじゃ!みたいなネット全否定の人もいますね
②出店エリア付近の店で実際に買い物をしろ
→実際にお店に入って買い物をしないと本当のところは分からないらしい。いや、買うまではせんでええやろ
③その街の本当を知りたければ夜のお店に入れ
→これ。これのせいでガールズバーにはまった
③はこれ、でも本当に役にたつ格言だなと今でも思ってます。土地勘のない地域で、地域の若い人がどこで遊んでいるのか?なんかの本音を聞くのに確かに夜のお店で聞くのはかなり効率がいい。特にガールズバーだと自分についてる他の卓の客と仲良くなって話にまきこめば複数の女の子の話も聞けちゃうので。出店候補物件がぱっと見人通りの少ない細い道に面していてダメやろとか思っても、意外と地元の人がよく行くエリアだったりなどの意見が聞ける。まあ、都心部のお店はその周辺で住んでいる子はほとんどいないけど、郊外店舗なら地元の子やよくそのエリアで遊んでいる子が働いている率が高いので本当に参考になりました
ただ、お金使うよね...さすがにこのガルバ通いを経費で切らしてもらえるほど優しい会社ではなかった為、エリア調査という名目のただのガールズバーはしごを自腹でやるようになっていって、1人でガールズバーに行くことに抵抗がなくなっていきました。
この頃は借金をしてまで!という感じでなかったですが、クレジットカードを使いすぎた月はうーんしょうがないリボ払いで、というのを普通にやるようになっていってましたね。うん。リボ払いを借金だという意識をちゃんと持とう
6-7.最大借金600万まで膨れ上がる
6から7の高低差が激しすぎる
まあガールズバーに行くようになり、仕事でいろんなエリアのガールズバーに行っている時は借金してまで、という感じではなかったです。常連のお店というものを作らずという感じでしたから。店舗開発ですが、新規出店がメイン、既存店舗の管理がメイン、みたいにざっくり2種類ありまして。僕は新規出店メインでしたので、新店をOPENさせたら次の新店の為に新しいエリアへ、というような業務スタイルでしたので、常連のお店というものが無かったんですね
これがね。住んでる地元のお店に通いだしてからね。そこからが速かった
ここは富士急?ってくらいスピードで借金が600万まで行きました
このあたりを次回は詳細に書きたいと思います。ようやく僕が踏まれた街の話につながるわけですね
最後に一つ
自分の借金を仕事のせいにしてはいけないよ!